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一定間隔に緊結部がある鋼管を支柱として、手すりや筋交いなどをその部分にくさびで緊結するのが「くさび緊結式足場」です。
ハンマー1本で簡単に足場の組み立てと解体が可能なため、低コスト・短工期のメリットがあります。また、支柱や布材等の組み合わせを変えることで、作業場所の形状に合わせた柔軟な対応が可能です。

鉄パイプのような単管と、それをつなぎ止める金具で組み立てる足場が「単管足場」です。
形状の柔軟性と組み立てやすさが特徴で、足場の高さや間隔を細かく調整できるため、作業内容や設置場所に合わせた対応が可能です。その反面、枠組足場と比較して強度や安全面が劣るため、戸建て住宅など低層建築物用の足場に使用しています。

足場工事の中でも、この「枠組足場」はさまざまな現場で使用される工法の一つです。
建枠やジャッキベース、交差筋交いなどを基本構成部材とし、各部材の軽さや高い強度によって安全性を確保しています。原則として地上45メートルまでの建築物に対応できるため、主にマンションや高層ビルなどの足場に使用しています。

プラントのメンテナンスや橋梁工事など、足場を地面の上に組み立てられない場合に使用するのが「吊り足場」です。

足場を吊り下げることで、足場を垂直に組み立てることが困難な場所での作業を可能にします。水平方向の作業に適しており、常に手すりの内側で作業を行うため、安全性の高さも特徴です。